国語教材の魅力

国語はすべての学びの基礎となる教科です。新しいことを学ぶときは「読んでわかる力」が不可欠ですし、学んだり考えたりしたことを伝えるには「文を組み立てる力」も必要です。

では、国語力とは何でしょうか。文部科学省における文化審議会国語分科会において、以下の記載がありました。

文部科学省 「これからの時代に求められる国語力」から抜粋。

「これからの時代に求められる国語力」を大きく二つの領域に分けてとらえることとした。
1. 考える力、感じる力、想像する力、表す力から成る、言語を中心とした情報を処理・操作する領域
2. 考える力や、表す力などを支え、その基盤となる「国語の知識」や「教養・価値観・感性等」の領域

1.は国語力の中核であり、言語を中心とした情報を「処理・操作する能力」としての「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」の統合体として、とらえることができるものである。2.は、「1.の諸能力」の基盤となる国語の知識等の領域である。

この二つの領域は、相互に影響し合いながら、各人の国語力を構成しており、生涯にわたって発展していくものと考えられる。なお、読書は、1の「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」のいずれにも関連しており、2の国語の知識等の領域とも密接に関連している。国語力を高める上で、読書が極めて重要であることは、この点からも明らかである。

上記より、国語力は相互に影響し合う「言語情報の処理と操作(考える力、感じる力、想像する力、表す力)」と「国語の知識や教養・価値観・感性等」であり、読書が極めて重要であるとされています。

公文式国語教材では、高度な読解力や「難易度やジャンルを問わずどんな本でも読める、十分なスピードで読める」力を身につけることを目標にしています。

また、国語学習を通じて出合った作品について自分の経験と照らし合わせながら深く考え、自分に必要なことを取捨選択して学び取れるようになってほしいと願っています。

教材は「ひらがな文の読み書き」から始まり、文章の内容をイメージしながら適切な速さで読み、主語・述語の整った一文(単文)を正しく書けるようになるための「一文把握」を学習し、文章のまとまりや文章中のいろいろな関係を把握できることを目的とした「まとまりで読む」を経て、教材の中心的な「縮約」を学習し、より高度な読解力を身につけ自分の世界を広げていく読解力を獲得するための「批評性」へと学習を進めます。

縮約」は、文章の中心的な事柄だけを簡潔にまとめる要約とは異なり、文章の内容を変えずにそのまま縮めて再構成する方法となり、文章の流れをそのままに、話題のまとまりごとに一文にまとめ直していきます。そうすることで「何について」「どのように書かれているか」を文脈をたどりながら縮約文として整理していく中で読解力を高めていくことができます。
批評性」では、古文や漢文などの古典作品を読み、その古典に関する現代批評文を読むことで、自分とは異なるさまざまな読み方に触れることができます。それは「自分なりの読み方」という枠の中にいた状態から抜け出し、自分とは異なるものの見方をする他者の存在を認めていくというスリリングな学習体験となり、それこそが「批評性」の素地となっていきます。

公文式国語を受講いただいているお子さまの保護者の方とお話させていただいた際に、公文式国語の魅力をお伺いしたところ、真っ先に上げられたことが「名著と言われる多くの作品に教材を通して出合うことができること」と言われました。その作品から何を考え、何を学び取るかは様々だと思いますが、国語学習において良質な教材がとても大切であることを再認識させていただきました。同時に「教材で取り扱われる内容は作品の一部なので、そのあとの話の展開が気になって中古本を探しに行くことが多いんです(笑)」ともおっしゃってました・・・。

ぜひ、公文式かまくらみち深谷教室で国語学習をスタートして、新たな1冊との出合いの場にしませんか。

参考: 文部科学省 これからの時代に求められる国語力